パナソニック 細菌カウンタ導入しました
10周年を機にいろいろ改革中のむらまつ歯科…定期健診の更なるバージョンアップのアイテムとして、最近発売されたパナソニックの「細菌カウンタ」を導入しました。
「細菌カウンタ」は、口腔内の細菌数を約1分で測定でき、患者様の口腔内の衛生環境を簡単に評価できるのが特徴です。これまで、口腔内細菌数などは大学や研究所など専門機関での測定が必要だったのですが、チェアサイドで1分で測定できるのはとても便利ですね!
パナソニック ヘルスケアの「細菌カウンタ」…今回の装置は、独自に開発した細菌検出技術「DEPIM」を用いる。DEPIMは、誘電泳動インピーダンス計測(dielectrophoretic impedance measurement)の略。測定用の消耗品である「センサーチップ」上の電極に交流電圧を印加、誘電泳動力と呼ばれる電気力で液体中の細菌をトラップして、センサーチップの電気量の変化から液体中の細菌総数を定量検出する。一般的な細菌検出技術である培養法による測定結果と高い相関が認められているとする。
同技術によって、安価な消耗品以外に大掛かりな装置や特別な試薬を使うことなく、口腔内から採取した唾液に含まれる細菌総数を短時間で測定できるようになったという。測定環境により測定時間は異なるが、最大で1回当たり約1分30秒。(日本経済新聞の商品説明から引用)
まずは、誰かサンプルとして測定を…という事で、歯みがきには自信のある院長のボクが測定されてみました(笑)結果は…レベル6…うそ!キレイに磨けてるはずなのに…
測定の方法はいろいろあるのですが、今回は歯と歯茎の境目あたりを重点的にチェックしてみました。歯みがきの前の結果がレベル6…歯みがきやうがいとかでレベル4に…最後にうちの衛生士さんにPMTCをしてもらってレベル2に改善…という結果になりました(^-^
目に見えない細菌数がわかるって面白いですね…染め出しして磨き残しのチェックをするだけではわからないお口の状態が数値で表れてわかりやすいところもグッドです。最近定期健診の前後で細菌数チェックができるようになっているのですが、クリーニングの結果が数値になって表れて患者様にもわかりやすくなりました。大人の定期健診だけでなく、お子様の定期健診にも活用できればと思っております。
「なんかドキドキするわぁ〜」
とおっしゃる患者様もいらっしゃいますが…(笑)…お口の状態を知る事から始まる定期健診…一度細菌カウンタを体験されてみませんか?
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