SIGMA DP1s
SIGMA DP1s…
デジタル一眼レフクラスの大型撮像素子「FOVEON X3」を搭載…その大きさは20.7×13.8mmと、一般的なコンパクトデジカメが採用する撮像素子と比べると約7~12倍の大きさに相当する。
FOVEON X3センサーは、大型であること以外に、色情報の取り込み方が一般的な撮像素子とは異なる。一般的な撮像素子で取り込める色情報は、通常各ピクセルにつきRGBのどれか1色のみ。足りない色情報は演算により求めている。一方、FOVEON X3ではセンサーを3層重ねる仕組みを採用。同一位置でRGBすべての色情報が得られるため、色再現で優れているという。RGB全色の情報が得られるため、原理的に擬色が発生しないうえ、ローパスフィルターを必要としないので解像力に優れている点も魅力…
補足は沢山あるかと思いますが、詳しくはDP1sのスペシャルサイトを参照して下さい。
DP1sを購入した最大の理由は、FOVEON X3です!
発売当初10万したカメラですが(今は3万ちょっと)、とても安っぽいです(笑)外観や操作性はとてもシンプル…AFスピードは遅い…逆光に極めて弱い…高感度が苦手でISO200までが精一杯…液晶モニタはとても見にくく天気のいい野外では真っ黒…RAWでオートブラケット撮影でもしようものならデータ書き込みがメチャ遅くてイライラ…パカッと外れるレンズキャップに興ざめ…マクロ撮影機能がないので全然寄れない…
そんなカメラですが、DP1sにはそれでいいと思わせる潔さがあります。レンズ保護カバーも外付けファインダーも外部ストロボもクローズアップレンズも専用ケースも…何も要りません。でも「実はすごい写真が撮れるんです」って言えるように、いろいろ試行錯誤しているところです。
「私を使いこなせるの?」ってところもいいですね(笑)手間ひまかかるカメラですが、「手のかかる子ほどかわいい」…そんな感じでしょうか?
さるぅ屋CAFE CHAMONの写真は、すべてDP1sで撮りました。う〜〜ん、なかなか手強い相手です(^-^;
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