ファイバーコアシステム
神経を抜いた歯に使う補強材を「コア」と言います。材質はいろいろありますが、保険診療で入れている金属のコアは、金属のイオンを放出して歯や歯茎の変色を引き起こす原因にもなります。最近はファイバー樹脂で作られているファイバーコアが主流になっているのですが、ファイバーコアは金属の心棒に比べていろいろな利点があります。
1、ファイバーコアは歯質と化学的に接着します。
接着剤でつけている金属のコアに比べると、歯とコアが一体化しやすく、
歯の根が割れにくいのです。
2、ファイバーコアは腐食しません。
金属の心棒は銀が含まれていますので、唾液により腐食することがあります。
3、ファイバーコアは歯や歯茎を変色させません。
金属の心棒は、合金中の銀が、長い間に銀イオンとして歯質に出てきますので、
歯の根や歯茎の色が変わることがあります。
4、ファイバーコアは歯と同程度の弾性があります。
金属の心棒はほとんど弾性がなく、これも歯の根が割れる原因になっています。
ファイバーコアは歯と同程度の弾性があるため、歯にかかった負担を分散して
受け止めてくれます。
むらまつ歯科では、新しいファイバーコアシステムを導入しました。また診療の際にご案内させて頂きますので、歯に優しいファイバーコアをご検討下さい。
「診療情報」カテゴリの記事
- ポリリンプラチナホワイトニングはじめました(2015.07.21)
- ポリリンプラチナホワイトニングセミナー(2015.02.28)
- 電動ブイセブン歯ブラシ(2014.08.01)
- ストーム・トルーパーの…(2014.04.18)
- 歯ブラシトレイン(2014.04.18)
「むらまつ歯科情報」カテゴリの記事
- 今月のアロマ(23/11月)(2023.11.07)
- 20周年を迎えました(2023.05.10)
- 歯周病のセミナーへ…(2023.03.06)
- CAPシステムオンライン予約開始&CAPアフタージェル(2023.02.28)
- 日本では手に入らないスーパースマイル(2023.02.27)
The comments to this entry are closed.
Comments